父と娘
父と娘がテーブルをはさんで会話をしている。
父親は穏やかな人格者で、社会的にもある程度高いポジションにいる人物らしい。
しかし、若い人、特に娘のような存在には、自分の知識や考えを伝えにくいと言う。
わたしは電車やバスを乗り継いで移動の途中隣に居合わせただけなのだが
いつの間にか、娘と同化して話を続ける。
「話すのをあきらめないで。
最初はうまくいかなくても、お互いが心を開いていることが大事なの。
気持のすれ違う父娘はたくさんいるけど、本意ではないはず。
少なくともわたしは、もっとお父さんの話を聞きたいの。」
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