イセの大神 3 サルタヒコ
サルタヒコ
外接する感覚と
内接する感覚との接点
その臨界点から
意識を地上へと導くカミ
いまは海の底に沈み
三つの泡立つ魂となり、海面へと上昇する
もし水の皮膜をめくることができたら
深い海の底で眠る
あなたの姿が見れるかもしれない
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サルタヒコ
外接する感覚と
内接する感覚との接点
その臨界点から
意識を地上へと導くカミ
いまは海の底に沈み
三つの泡立つ魂となり、海面へと上昇する
もし水の皮膜をめくることができたら
深い海の底で眠る
あなたの姿が見れるかもしれない
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イザワノミヤというその場所は、広い水田地帯の中の見通しのきくところだったので、停留所からの道を知らなくてもすぐわかった。祀られているのは本来はアマテラスとタマハシラヤヒメの二柱だということだが、神社でもらった栞には後者の名前はなかった。
そう大きくはない社にお参りして、名前の消えたカミの気配を探ってみようとしたが、叶うはずもなかった。それは既に遠い昔に消えたものだ。
シカシ、サルタヒコノコトヲモットシリタカッタラ、コチラノホウガチカミチダヨ
社を出ると、いつの間にか冬至の太陽が顔を出していた。今日は目まぐるしく天気の変わる日だ。行きの特急電車の中では朝日がきれいだったのに、内宮では風が冷たくなって小雨が降り出した。通り雨だったのでほっとしてたのが、今は暖かい陽の光が照らしている。
3分ほどと書いてあったのに、なかなか駅が見えてこない。しばらくして、どうやら反対の方向に向かっていることに気づいた。でも、線路は見えているのだし、迷うこともないだろうとそのまま歩き続けた。
なんとなく海の近い気配がする。そういえばここは志摩半島のリアス式海岸の奥深くだった。山側の方から来たので忘れていたが。
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バスはサルタヒコ社の前から出ているということだった。1時間に1本というバスの時間が迫っていたので、ゆっくり参拝している間もなくわたしたちはバス停へと急いだ。
少し早めに来たバスの行き先が違っていたので運転手さんに尋ねると、わたしたちの乗るバスの停留所はここではなく、交差点の向こうだということだった。足早に移動するわたし達の前をバスが左折していった。もしかして!?と、赤信号を無視して道路を渡り走って行くと、時間調整のため停車していたバスにようやく間に合って無事乗ることが出来た。
バスは山間を少し走った後広々とした場所に出て、30分ほどで目的地に着いた。
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瞳の色が休みなく、液体のように変化するというのはどういうことですか?
虹彩は眼球に入る光の量を調節する働きがあるということからすると
通常より光をたくさん入れることができ、
細かいレベルの調整が利くということではないかな。
あなたからそう見える、あなたがそう感じるということだと思うが。
つまり、彼女が通常とは違うレベルでものを見ているのではないかと
あなたは思っている。
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二人のうち一人の方のガイドの眼が、斑に変化していた。
ただでさえ喋らないから、何を考えているかわからないのに
このように色を変える眼からは表情を読み取ることは出来ない。
青空の中に斜めの点線が入っている。
切れ切れに裂けた隙間から、その眼に似たものがはみ出して見える。
内側からは強烈な光が放たれている。
すると、もう片方のガイドがこんなことを言う。
それは空間を裂くもの、時間をまたがるもの。
奇妙なものに見えるのは
キミがまだ別の次元に属しているからだ。
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●わたしとはいったい誰なのか?
内と外の両方を観るもの。
外にあって、同時に内にあるもの。
きくもの、うたうもの。
●今の自分以前はどのような存在だったか?
きくもの、そしてうたうもの。
うたならぬうたをうたうもの。
ヨミゴトをするもの、そしてそれを解くもの。
●わたしは何のために生まれてきたのか?
この世にあることを味わうため。
いろいろな感情を体験するため。
●その目的を達成するために何をしたらよいか?
外に出て、自分以外のものを愛すること。
●今、わたしに一番必要なこと
表へ出て歩き出す。
心を開いて人と会い、話し、人と共に行動すること。
(あなたは何でもひとりでやりたがるけど、それでは何も起こらない。)
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わたしは大きな岩壁の前に立って
一本の松明を灯している
その火を絶やさないように
息を吹きかける
息の音とともに眩い光が胸の中に入り込んでくる
子音だけの歌
囁くような、吹き荒ぶような、
ぱちぱちと燃え上がるような
風と火の歌
今わたしに必要なのは
このような音だ
それは瞬間的に巻き起こり
ここから飛び出す力のことを教えてくれる
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